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国際センター企画『日本で働く外国の方に聞いてみよう』第三弾


6月25日(火)の夕刻、
国際センター企画『日本で働く外国の方に聞いてみよう』の第三弾として、
ヨーロッパの大手金融機関の日本拠点でご活躍中の、中華人民共和国のご出身、江様 (Ms. Lei Jiang)にご講演
いただきました。

この企画は、日本で働く外国の方から大妻女子大学の学生の皆さんに、母国のこと、ご自身のキャリア形成、母
国の外でそして日本で働く印象について語っていただき、学生の皆さんの異文化理解を図ることを目的としてい
ます。


お話は、ご出身の中国は杭州の魅力から入られました。
古くからの『上に天国有れば、下に蘇杭有り』という言い回しが紹介され、杭州は風光明媚な景勝地であること
をうかがい知ることができました。
学生の皆さんも、霧の中の西湖を実際に見てみたいと思われたのではないでしょうか。
中国に四大伝説があり、杭州はそのうちの二つ、『白蛇伝』と『梁山伯と祝英台』の舞台でもあるそうです。
そのように昔から魅力に富んだ杭州ですが、近年は、屋台での買い物も電子決済で足りるなど、急速にキャッシ
ュレス社会となりつつある中国の中でも、特に先進的な地域となっているとのことでした。

つぎに、高校卒業後、中国を離れて勉強されたご自身の軌跡をお話しいただきました。
まったくイタリア語がわからないままイタリアに渡りミラノの大学で学ばれ、その間にはアメリカ合衆国の大学
も交換留学で経験されたとのことです。また、大学院は、イギリスのオックスフォード大学に進まれたとのこと
で、その思い切りの良さは、聞き手に新鮮な驚きでした。ところで、この日、ミラノが2026年冬季オリンピッ
ク開催地に選ばれたとの報に接し、偶然とは言え何か縁を感じました。

大学院での勉強の後、一転、アニメやJ-POPに興味があったことから中国人のご友人に誘われるままに日本
で仕事探しをされ、転職も経験されながら、すでに在日6年となられたとのことです。

後半は、学生の皆さんとインタラクティブに進めたいとのことで、質疑応答に入られました。学生の皆さんから
は、どうやって日本語を勉強されたのか、中国を出られたときに英語はすでによく身につけられていたのか、海
外で働くことの苦労は何か、といった質問が活発に出ました。それらひとつひとつにエピソードなども織り交ぜ
て、丁寧にお答えいただきました。学生の皆さんは、これからの学びや働き方にヒントが得られたことと思いま
す。

最後に、国際センター専任教員の趙先生から、「江さんのように積極的につぎつぎと勉強や活躍の場を求めて移
ることは難しいかもしれませんが、とにかく第一歩を踏み出してみることは重要です。」とのまとめの言葉をい
ただきました。


この企画では、2019年度後期も日本で働く外国の方をお招きしたいと考えています。
奮ってご参加ください。

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