外国人留学生の方へ

大妻女子大学国際センターの設置について

大妻女子大学は、2008年に創立100周年を迎えました。
現在は、家政学部、文学部、社会情報学部、人間関係学部、比較文化学部の5学部17学科・専攻、短期大学部5学科・専攻及び大学院人間文化研究科4専攻からなる総合大学として、多彩な人材を社会に送り出しています。
大妻女子大学では、これまで学生の国際交流は、学部、学科、専攻などによる取り組みが中心でしたが、教育・研究の更なる発展のためには、「国際性」の強化が急務であると判断し、国際交流を推進するための全学的な組織として大妻女子大学国際センターを設置致しました。
一人でも多くの学生が、在学中に海外留学を体験して欲しいと願い、そのための体制を整えていきます。

所長メッセージ

高山先生トリ

「龍馬とジョン万」
 国際交流と言われるたびにまず坂本龍馬のことを考え、次にジョン万こと中浜万次郎のことを考えるぼくはやっぱり南国高知で幼少年期を送ったせいかとも思います。龍馬は幕末の伝説的革命志士、万次郎は土佐清水のただの少年漁師だった人物ですが、国際交流のあり方の両極を示していてとても面白い。
 龍馬が高知が太平洋に直面する有名な景勝地、桂浜でその太平洋を眺めながら「この向うにアメリカがあるぜよ」と言ったとか言わなかったとか。我々が今持っている偉人龍馬のイメージは基本フィクショニストの司馬遼太郎が虚構したものなのですが、桂浜に立つ龍馬の巨大な像はやはり国際交流の原点としての夢あり、説得力があります。結局、長崎で「蘭人」と会うのが精一杯で実際の海外には一歩も行か(け)なかった龍馬の頭の中でしかし、西洋流の立憲民主主義の構想がしっかりできあがっていったのはどうしてなのか。
 対して中浜万次郎は無理矢理、アメリカの現地に放りこまれ、ひとことも分からない英語の音に毎日耳を澄まし手製の字引をこしらえながら、ついには幕末の日本開国に際して有能極まる通詞(通訳)として大活躍した人物です。十四歳の時、なき父に代って高知沖で漁をしていて沈没、漂流しているところを合衆国の捕鯨船長に救われ、よほど利発で向学心、好奇心に満ちた若者だったとみえ、この学識豊かな船長がずっと面倒みて、大教養人になっていった波瀾万丈の人物です。
 行かなくても西洋のエッセンスを掌握していた龍馬、(自分の意思とは関係なく)異文化に開かれていきながら未来の日本にとってエッセンシャルなことを吸収していったジョン万。今日の留学ブームに基本的に欠けているものがこの両極端の男二人の「国際交流」の物語に全て詰まっていますね。もっと早くは平賀源内。もっと遅くは言うまでもなく夏目漱石。じゃ、そういうヒロインはいないの、いるとしたら誰。大妻女子への大事な宿題。

大妻女子大学 国際センター所長 高山 宏

よくあるご質問
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  • Otsuma women's university International Center
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